« 2008年06月 | メイン | 2008年10月 »
何年か前に“老人力”という言葉が流行ったのを覚えてらっしゃるだろうか?
たしか、元は赤瀬川原平の本のタイトルである。
その後、“質問力”“鈍感力”など、数々の“力(りょく)”が世に叫ばれてきた。
この、“なんちゃら力”という言い回しの優れたところは、どんな言葉にも簡単に、説得力やインパクトを付与できる点にある。
試しに思いついた言葉に“力”をつけてみて欲しい。
“通勤力”、“二度寝力”、“引きこもり力”、“叱られ力”
どうだ。なんとなく説得力が増している気がするではないか。
「やっぱり、我々社会人には、叱られ力が必要だよね」
そんな気がしてくるではないか。
というわけで、この便利な言い回しは現在でも広く使われている。
そんな中のひとつだろう。薬局で思わぬ“力(りょく)”を目にした。
栄養ドリンクを買って店先で飲んでいると、その文字が目に飛び込んで来たのだ…。
“避妊力”
おそらくは避妊具(もしくは避妊薬)だろう。赤いパッケージに太々とそう書かれている。
凄い言葉だ。
できちゃった婚のカップルなどは、避妊力が足りなかった、ということになるのだろうか…。
こんな商品名がまかり通るようでは日本の少子高齢化は今後も避けられまいよ。
安直で全く好きになれないネーミングだが、つい紹介してしまった。
恐るべし、“力(りょく)”の力(ちから)。
ちなみに私はこの商品を購入する予定は無い。
このような商品に頼らずとも、生まれつきずば抜けた避妊力を持っているからだ。
女性に見向きもされないという、絶大な避妊力…。
栄養ドリンクなど飲んでどうするのだ?
俺よ。
投稿時間 : 23:54 個別ページ表示 | トラックバック (0)