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microSDカードという物を買った。
携帯電話やデジカメに差し込んでデータを保存したり持ち運んだりするためのものだ。
小指の爪くらいの大きさの物体に1GBものデータを書き込むことができる。
まさしくあれだ。
昔、スパイ映画などに出てきたマイクロチップというやつだ。
そんなスパイへの憧れもあって買ってしまった。
しかも安かった。
大手メーカー品だと数千円する筈だが、聞いたことのないメーカーのやつだったので890円だった。
即買い。
これで携帯やパソコンに空いている謎の穴をフルに活用することができる…。
さっそく携帯電話に差し込んでみる。
聞いたことのないメーカーのやつだったのでドキドキしたが、問題は無かった。
画面で確認すると60MBだった携帯が1060MBにパワーアップしている。
スーパーサイヤ人感覚でパワーアップしている。
(記憶容量が増えただけで性能は変わらないが…)
しかし、ここではたと気づく。
この1GBというのは、それだけの空き容量があるというだけであって、つまりは何も吹き込まれていないカセットテープなのだ。
そう。
私は、1GBの空白を手に入れたに過ぎない。
…急に、広い荒野で独りぼっちの気分がしてきた。
そんなにたくさん、いったい何を保存すればいいのだろう…?
1GBの空白。
恋人と別れたときに心にポッカリと空く、あの空白でさえ、せいぜい200MBだ(あくまで推定)。1GBとなるとかなりの量である。
microSDに何を書き込むべきか。
今もって正解はわからないが、とりあえずこの文章を保存してみた。(このブログは携帯電話のメモパッドを使って書いている)
たったの5KBだった。
だが、こうやって少しずつ空白を埋めてゆくのだ。
その作業は、人生を生きることに似ているのかもしれない。
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おにぎりについて考えた。
はたしておにぎりについて考える必要があるのかはわからないが、日本人なのだからたまにはおにぎりのことを考えてもいいじゃないか。
発端はこの疑問だ。
“人は一生のうちにいくつおにぎりを食べるのか?”
もちろん個人差はあるだろう。
だが、夜食や仕事の合間の軽食など、結構な頻度でおにぎりを食べている筈だ。遠足や運動会でも食べる。
それに私などは男だ。
おにぎりを食べるなら2個は食べたい。
まあ、計算しやすいよう、平均1日1個食べることとしましょう。(ちょっと多い気もしますが、非現実的な数字ではない筈です)
するとどうだ。
1年で365個。10年で3650個。30年食べれば、1万個を超えるのだ。
凄くないですか?
赤ちゃんはおにぎりを食べないのでその期間を差し引くとしても、一生のうちに2万5000個~3万個くらいは食べる計算になる。
私も、あなたも、コブクロの2人も、みんなそれくらいの数を食べるのだ。(シガ二ー・ウィーバーやジョ二ー・デップはあまり食べない。来日した時に2、3個食べるだけだ)
まるで、おにぎり消費マシーンだ。
この数字を自殺しようとしている人に教えてあげたい。
「人間はおにぎりを1万個食べることだってできるんです。世の中には努力してできないことなんてありませんよ!」、と。
人生は素晴らしい。そして、おにぎりも素晴らしい。
おにぎり万歳。
体内に摂取されたおにぎりは、糖分に変わり、エネルギーとして脳に送られ、今こうして私に文章を書かせている…。
つまり、私はさっき、おにぎりを食べたのだ。
おにぎり万歳。
NO ONIGIRI,NO LIFE.
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