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2007年12月22日
今年の漢字は「偽」だそうだ。
この時期になると毎年ニュースで取り上げる、どこかの偉いお坊さんがでっかい筆で書く、アレである。
2007年、一言で言い表すと、「偽」。
食品偽装やら年金やら夏川純やら、色々あって「偽」。
「偽2007年」
こう書くと、今年は「偽2007年」で来年が「本当の2007年」なのかという気分になるが、来年は「2008年(本物かどうかはわからない)」だ。
だが、「ニセ」という概念はどことなく我々を引き付ける。
子供向けのマンガや特撮モノにはよく、「ニセ(仮面)ライダー」や「ニセウルトラマン」といった敵が出てきていたが、私は彼らが好きだった。
そこにあるのは、「いかがわしさ」と「哀愁」だ。
彼らニセ物マン(ニセ○○マンという事ッス)は、明らかに本物マンに対して引け目を感じているように見えたし、必ずオリジナルを超える事ができずに敗れ去って行った。
そして、画面いっぱいに哀愁が漂った。
そういえば、彼らは多くの場合、ニセ物である事がバレバレのルックスをしていた(色が違うとか、目が吊り上がっているとか)。
「㈱比内鶏」も、社名が「㈱ニセ比内鶏」で、パッケージに「ニセ比内鶏!」と表記して廃鶏を売っていれば、あのような罪には問われなかっただろう。
誰も買わないだろうけど。
2008年が皆さんにとって、本物の良い年である事を祈ります。
と、石田衣良のエッセイのように無難に締めてみました。ニセ石田衣良です。
投稿者 n-houkou : 2007年12月22日 23:55
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